カーコーティングの作業時間はどのくらい?施工手順についても解説のアイキャッチ画像

カーコーティング施工を検討する際「どの程度の作業時間がかかるのか?」、「車を預ける期間や日数は??」など、多くの方が気になるのではないでしょうか?
忙しくて時間が取れない方や、できるだけ短時間で施工を終えたい方にとって、作業時間の目安を知っておくことはとても重要です。

結論から申し上げますと、コーティングの種類や施工方法、お車の状態によって、作業時間は大きく異なります。

簡易的のコーティングであれば30分~1時間程度の作業時間で済みますが、本格的なガラスコーティングやセラミックコーティングでは、高い効果性を得る為に本格的な下地処理が必須となり、15時間ほどかかるケースもあります。
また、施工後の硬化時間にも注意が必要で、コーティング剤が完全に定着するまでの時間を考慮する必要も出ててきます。

本記事では、カーコーティングの作業時間とあわせ、カーコーティングの種類別、施工手順別で解説します。愛車を美しく保ちながら、時間も効率的に使いたい方は、ぜひ参考にご一読ください。

カーコーティングの効果効能

カーコーティング施工はお車の美観を保つために欠かせません。カーコーティングを施工することで様々なメリットがあります。

・撥水効果で汚れの固着を軽減。洗車時の汚れ落ちも良くなる
・艶感・光沢感がプラスされ、高級感を演出
・コーティング被膜が形成され、スクラッチ傷(小傷)の付着を軽減
・紫外線による塗装の色あせ防止

施工することでお車の美観を長期間維持できるカーコーティングの作業時間について下記ではコーティングの種類別、施工手順別、お車の状態別で詳しく解説していきます。

関連記事:車をコーティングするうえでの5つのデメリットとメリットをご紹介

カーコーティングの種類別作業時間

カーコーティングの種類別作業時間

カーコーティングには様々な種類があり、その種類ごとで作業時間に変動があります。

・油脂系コーティング(カーワックス)
・ポリマーコーティング
・ガラスコーティング
・セラミックコーティング

上記4種類の作業時間を下記で解説します。

長くて2時間
油脂系コーティング(カーワックス)

油脂系コーティング(カーワックス)は、手軽に施工できてツヤや撥水効果を得られるのが魅力です。手塗りのタイプで1時間~2時間、スプレータイプで30分~1時間で施工することが可能です。
作業時間が比較的短く、初心者でも気軽に施工できるのがメリットです。
しかし、効果の持続期間は1ヶ月程度なので、定期的な施工が必要です。愛車のツヤをキープするために、月1回のワックスがけをおすすめします。

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長くて2時間
ポリマーコーティング

ポリマーコーティングは、ワックスよりも長持ちし、ガラスコーティングよりも手軽に施工できるのが特徴です。油脂系コーティングと作業時間はほとんど変わらず、1時間~2時間となります。

手軽に作業ができるうえ、費用も抑えられるのが魅力です。
適切な手順で施工すれば、約3~6ヶ月程度の撥水効果や光沢を維持できます。

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長くて15時間
ガラスコーティング/セラミックコーティング

ガラスコーティング/セラミックコーティングは、耐久性が高く、長期間ツヤと撥水効果を維持できるため、多くの方に人気があります。
DIYでの施工で約4~6時間(下地処理込み)、専門店での施工で6時間~15時間(下地処理込み)となります。

ガラスコーティング/セラミックコーティングは、ワックスやポリマーコーティングに比べ施工時間が長い ですが、その分耐久性やツヤ、撥水効果が優れています。
補足となりますが、ガラスコーティングが完全に硬化するまでには1ヶ月ほどかかるため、作業時間とは別で一定期間水気に触れさせない環境が必要です。
セラミックコーティングはDIY施工が出来ません。ガラスコーティングはDIYでも4~6時間で施工可能ですが、施工が難しいため失敗のリスクが高まります。不安な方や、長期間美観を保ちたい方は専門店での施工がおすすめです。

カーコーティング施工手順と作業時間

カーコーティング施工手順と作業時間

カーコーティング施工はただコーティング剤を塗布すればいいわけではありません。カーコーティング施工前の下地処理や研磨作業、カーコーティング施工後の乾燥・硬化時間などの作業があります。
車の状態でも作業時間に変動があり、新車のカーコーティング施工は下地処理の工程が少ないため作業時間も早くなり、中古車の場合は下地処理の工程が多い為、作業時間が長くなります。

下記では当ブログ運営カービューティーアイアイシーの作業時間を詳しく解説していきますのでご参考にしてください。

1時間半~4時間
下地処理

下地処理 細部洗浄

下地処理の作業時間は研磨作業の有無で変動があり、研磨作業がない場合は1時間半程度で、ある場合は4時間程度となります。
以下が下地処理の作業内容となります。

・虫取り
・鉄粉除去
・ピッチ・タール除去
・ホイール洗浄
・ドア内清掃
・タイヤワックス
・細部洗浄
・ナンバープレートクリーニング
・油膜取り

上記はアイアイシーで行う下地処理の主な作業内容となり、コースによって作業時間が変動します。

6時間~8時間
研磨作業

研磨作業

研磨作業は2種類あり、それぞれ初年度登録4年以内を想定した2工程で塗装面を整えるミドルフィニッシュ(鏡面研磨)と、傷が目立ちやすい濃色車におすすめのハードフィニッシュコース(復元研磨)がございます。

研磨作業にかかる目安時間はミドルで約6時間、ハードフィニッシュコースで約8時間程度となります。
洗車では落とすことが出来ないような傷やシミが多いほど磨く範囲が広くなるので、塗装の状態によっても作業時間に変動があります。

1時間~1時間半
コーティング施工

コーティング施工

コーティング剤の塗布は1時間~1時間半となります。ガラスコーティングやセラミックコーティングの場合は、コーティング剤を塗布してからマイクロファイバークロスで丁寧に拭き上げていきます。

コーティング剤の種類の他、お車の大きさによっても作業時間も若干の変動があります。

30分
乾燥・硬化

乾燥・硬化

自然乾燥の場合はコーティング被膜の完全硬化に約1ヶ月程度かかりますが、カービューティーアイアイシーではイタリア製のオート式遠赤外線ブースで車体全体を均一に乾燥させることが可能なため、約30分程度でコーティング被膜を完全硬化することが可能です。

カーコーティング専門店ならではの設備となり、作業時間を短縮しながらコーティング被膜の完全硬化後のご納車が実現します。
遠赤外線乾燥についての詳細は車のコーティング後に赤外線乾燥,有無の比較と高まる4つの効果をご参照ください。

ービューティーアイアイシーでのカーコーティングの作業時間と施工手順の詳細をお伝えさせていただきました。
上記の兼ね合いで、基本的には約6時間~15時間ほどかかります。ウィンドウコーティングやホイールコーティングなどのオプションコーティングを依頼した場合はその分作業時間もプラスされるため、ご依頼時にご確認ください。コーティングサービス詳細バナー

カーコーティング施工後のお手入れ

カーコーティングは施工後のお手入れは不要だと思われがちですが、定期的にお手入れを行うことが重要です。お手入れを行うことでコーティングの寿命が向上しますので、以下を参考にしてください。

定期的な洗車

カーコーティング施工後も定期的な洗車を行い、コーティング被膜に汚れを長期間放置しないようにしましょう。洗車頻度はお車の色や駐車環境によって変動しますので、下記の図を参考にしてみてください。

定期的な洗車

洗車方法は手洗い洗車を推奨しております。手洗い洗車時は洗車傷防止のために、柔らかい素材のスポンジやマイクロファイバークロスを使用して力を入れずに優しく洗うようにしましょう。
カーシャンプーを良く泡立てることでも洗車傷を軽減することができます。手洗い洗車はお車の汚れ具合と車体の大きさで作業時間に変動はありますが、30分~1時間程度となります。

時間がなく、どうしても洗車機を使用したい場合は、スポンジブラシなど柔らかい素材のブラシコースを選択することでダメージを軽減することが出来ます。選択する洗車のコースによって作業時間に変動はありますが、5分~10分で洗車機自体は完了します。簡易乾燥となるため、洗車機後にマイクロファイバークロスで拭き上げ作業を行うことをおすすめします。拭き上げの作業時間も5分~10分程度となります。

関連記事:車を綺麗に仕上げる手洗い洗車の方法|手洗い洗車のやり方ひとつで仕上がりが違う

鳥フンや虫の死骸はすぐに除去

鳥フンや虫の死骸はすぐに除去

鳥フンや虫の死骸には酸性やアルカリ性に物質が含まれており、塗装面に放置してしまうとシミやクレーターを発生させてしまいます。
コーティング被膜にも短期間で深刻なダメージを与えてしまうほど強力な成分のため、付着したらすぐに除去するようにしましょう。

除去する際は、水やお湯でふやかした後に擦らずに摘み取るようにして除去することがおすすめです。
水やお湯でふやかす際の目安時間は付着してすぐの場合は5分程度、付着してから時間が経過している場合は10分程度放置しましょう。
擦って落とそうとすると傷が付着したり、汚れが周囲にも広がってしまう可能性があるので注意しましょう。

定期的にメンテナンスを行う

定期的な洗車に加えて、メンテナンスクリーナーを使用したり、専門店で定期的なメンテナンスを行うことも重要です。
専門店でメンテナンスを行う理想的な頻度としては、半年~1年に1度のメンテナンス施工がおすすめです。
メンテナンスを行うことで洗車では落とすことが出来ない汚れやシミを除去し、コーティング被膜を良好な状態にすることが出来ます。

当ブログ運営元のカービューティーアイアイシーの通販サイトでは、DIYでできるメンテナンスクリーナーも販売しております。
メンテナンスクリーナー
¥3.120 ※2025年2月現在の価格となります
SCHILD®コーティングメンテナンスクリーナー190mlの詳細

弊社でコーティングメンテナンスを依頼する場合の作業時間は4時間~半日程度となります。

関連記事:プロが教えるガラスコーティングのメンテナンス方法について

カーコーティングの作業時間と関連する質問3つ

カーコーティングの作業時間と関連する質問3つ

カーコーティングの作業時間と関連する質問3つを下記にまとめました。

コーティングして何日後から洗車してもよい?

最低でも1週間、なるべく1か月は洗車を控えるのがよいでしょう。コーティングの被膜が柔らかい状態では、傷がついたり、コーティングの性能が低下したりする可能性があるため傷がついてしまうと、その部分は完全に修復することが難しくなります。

車のコーティング後すぐに雨に濡れても大丈夫?

完全に硬化すれば影響はありませんが、一般的に施工後24〜48時間は雨を避けることを推奨します。
その後は、撥水効果により雨水が素早く流れ落ちるのを実感できるでしょう。

作業時間がかかるほど長持ちする?

お車の状態によって作業時間に変動があるため、一概には長持ちするとは言い切れません。
ですが、下地処理を丁寧に行う専門店でのカーコーティングは長持ちします。カーコーティングの効果を長持ちさせたい方は専門店での施工がおすすめです。
作業時間を短縮させることが優先の方は、DIYやガソリンスタンド、ディーラーでの施工がおすすめとなります。

まとめ

カーコーティングの作業時間について解説しました。以下が当記事のまとめとなります。

カーコーティングの作業時間は、施工するカーコーティング剤の種類によって2時間~15時間程度の変動がある
新車のカーコーティング施工は下地処理の工程が少ないため作業時間も早くなり、中古車の場合は下地処理の工程が多い為、作業時間が長くなる
施工後もお手入れの作業時間が発生するが、定期的にお手入れを行うことでコーティング被膜を良好な状態で保つことができ、持続期間が向上する。

当ブログ運営カービューティーアイアイシーでは無料の代車をご用意し、お客様が安心してお車をお預けできる環境を整えております。代車のご依頼は、ご予約時にお申し付けください。

当記事がユーザー様の疑問に対するご参考になれば幸いです。
最後までご一読ありがとうございました。