車コーティングの価格について調べているということは、カーコーティングの価格・費用相場を知りたい。もしくは、カーコーティングを安く抑えて得をしたいと考えているのではないでしょうか?
車のコーティングって安いものは数千円で販売されているけど、高いものだと数十万円と幅が非常に広いため、どう選べばよいか迷よってしまう方が多いのが実態です。
今回の記事では、カーコーティングの価格相場を知りたい。もしくはコーティングの費用を安く抑えて得をしたい!という方のためにコーティングショップ勤務歴14年の著者がコーティングの価格について徹底解説させていただきます。
この記事を読んでお得にコーティング施工を依頼できればうれしく思います。
1章 車コーティングの価格ってどれくらいが妥当?
車コーティングの価格(値段)はピンキリで安いものから高いものまで様々ですよね。
安いものでは数千円で施工することが出来るのに対し、高い製品では10万円と高額なものも存在します。
まず、1つ言えることは安いコーティングは持続性や効果が短いため、何度もコーティングを施工する必要があります。一方、価格が高いコーティングは長期間コーティングが持続します。そのため10万~20万ほどのコーティングが妥当を言えるでしょう。
車コーティングの価格(新車の場合の値段)
製品名 | 持続性 | 値段(価格) |
・ワックス | 1週間 | 1~2千円 |
・ポリマーコーティング | 1~3ヵ月 | 1~3万 |
・ガラス系コーティング | 6ヵ月~1年 | 5~7万 |
・ガラスコーティング | 3~5年 | 7~10万 |
・セラミックコーティング | 5~7 | 10~15万 |
車コーティングの価格(経年車の場合の値段)
製品名 | 持続性 | 値段(価格) |
・ワックス | 1週間 | 2~3千円 |
・ポリマーコーティング | 1~3ヵ月 | 2~4万 |
・ガラス系コーティング | 6ヵ月~1年 | 6~8万 |
・ガラスコーティング | 3~5年 | 10~15万 |
・セラミックコーティング | 5~7年 | 15~20万 |
上記のように新車と経年車では、経年車の方が値段が高額になります。
その理由は経年車は下地処理(汚れ落とし)などの作業が必要となるためです。コーティングをするタイミングは車を購入して綺麗な状態で依頼するようにしましょう。
また、値段だけを意識して安価なコーティングを施工してしまうと、コーティングの持続性が短かったり思ったような効果が得られない場合があるので、コーティングを選ぶ時は値段ではなく製品(持続性や効果)で選ぶようにしましょう!
持続性が高い製品を選ぶのであれば、新車で妥当なコーティング費用は10万~20万くらいでしょう。
参考になる記事:車のコーティングは5種類!コーティング種類による効果をプロが解説
2章 コーティングの価格を左右する2つの要素
車コーティングの価格はコーティングを依頼する場所(ディーラー施工、コーティング専門店、ガソリンスタンド)と施工する製品によって価格が左右されます。
まずは、施工する製品によって価格が異なることについて見ていきましょう!
2-1 車コーティングの施工する種類によって価格は異なる
車のコーティングの種類は大きく分けて5種類存在します。この5種類で価格は全く異なります。先ほどの図1、2でもお伝えしました通り、施工する製品によって価格は大きく異なります。その理由は、コーティングの持続性や汚れづらさ、コーティングを施工する所要時間が製品によって異なるため価格が変わってきます。
では、価格が安い、高いではどれくらいの差があるのでしょうか?少し詳しく見てみましょう!
図3 製品別による価格の違いと効果効能
製品名 | 作業時間 | 値段(価格) | 汚れづらさ | 持続性 |
ワックス | 1時間 | 1~2千円 | × | 1週間 |
ポリマーコーティング | 3時間 | 1~3万 | × | 1~3ヵ月 |
ガラス系コーティング | 5時間 | 5~7万 | △ | 6ヵ月 |
ガラスコーティング | 10時間 | 7~10万 | 〇 | 3~5年 |
セラミックコーティング | 15時間 | 10~15万 | ◎ | 5~7年 |
上記、図のように作業時間はもちろん、汚れづらさや持続性が全く違います。コーティング施工において安ければよいというのは間違いなのです。また、長期的なランニングコストで考えるとワックスやポリマーコーティングよりもガラスコーティングの方が価格が安いケースもあるので注意する必要があるのです。
その理由は下記の図をご覧ください。
図4 5年間にかかる施工費用
上記の図の様に、ガラスコーティングやセラミックコーティングは5年間の費用で計算するとかなり安くなります。
ガラス系コーティングとガラスコーティングの価格差 10万円
ポリマーコーティングとガラスコーティングの価格差 5万円
上記の価格差から考えても5年間持続するガラスコーティングを選ぶことが価格を抑えるポイントとなり、長期間きれいな状態を持続させるのです。
続いては価格が異なる2つ目をご紹介していきます。
2-2 車コーティングを施工する場所で価格が変わる
カーコーティングの価格を左右する2つ目は施工する場所で金額が異なるという点です。
車のコーティングは基本的に下記の5つの場所で施工することが出来ます。
まずは図5をご覧下さい。
図5 車のコーティングは施工する場所で価格が異なる
施工する方法 | 製品名 | 価格 | 持続性 |
コーティング専門店 | ・ガラスコーティング
・セラミックコーティング |
10~15万 | 3~7年 |
カーディーラー | ・ガラス系コーティング | 8~10万 | 1~2年 |
量販店(オートバックスやイエローハットなど) | ・ガラス系コーティング
・ポリマーコーティング |
4~6万 | 1年 |
ガソリンスタンド | ・ガラス系コーティング
・ポリマーコーティング |
2~3万 | 半年 |
自分で施工する | ・ガラスコーティング | 5千~1万 | 1~3年 |
価格が最も高額なのはコーティング専門店ですが、取り扱うコーティングの性能が高いセラミックコーティングやガラスコーティングを取り扱うため、量販店やカーディーラーに比べ持続性や効果効能が高い傾向があります。
車を綺麗に大切に乗りたいと考えているなら高額ですがコーティング専門店でお願いする方が良いでしょう。
参考になる記事:優良カーコーティング専門店9選,口コミ評判の高いショップ【全国版】
とは言え、車のコーティングを専門店にお願いすると高いから迷う!
という方のために車コーティングの価格(費用)を抑えるポイントをお伝えしていきます。
3章 車コーティングの価格についてまとめ
車のコーティングの価格は施工する場所と施工する製品の2つによって価格が異なることをお伝えしました。
車のコーティングで愛車を長く、美しい状態に保つならコーティング専門店でガラスコーティングもしくはセラミックコーティングを依頼するようにしましょう!
ガラスコーティングやセラミックコーティングをコーティング専門店で行うと高額になるケースが多いため、3つの得をするポイントを実行しましょう!
“お得にコーティングをする3つのポイント”
- 車が新車で納車されたらすぐにコーティング専門店に持っていく。
- web割引などを利用してコーティングの価格を抑える。
- 相見積もりを取り、価格の値下げ交渉をする。
上記の3つを行うことで車のコーティングをお得に行うことが可能となります。
今回の記事を読んで少しでもお得にコーティングを施工して、豊かなカーライフが得られれば幸いです。
コーティング施工を専門店にお願いしよう!
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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