
デッドニングの効果とは

スピーカー音質の向上と快適なドライビングへ
デッドニングとは、防音材・防音装置を意味します。ドアの内部やむき出しの鉄板部分に制振材を貼り付けることでビビリ音を除去したり、ロードノイズを軽減させることで車内スピーカーの音質向上や長距離ドライブの疲労軽減を図る事ができます。
また、遮熱性能や断熱効果の高い制振材もあります。ルーフにデッドニング施工をすることで夏場の炎天下でも車内の温度上昇を抑えることが可能です。
その他、エンジンルームやラゲッチスペース、座席下のフロア、タイヤ周りなど気になる箇所にポイントで施工することも可能です。お車の形よって、デッドニングポイントは様々ですのでお気軽にご相談ください。
主なデッドニング施工ポイント

ドアデッドニング

ルーフデッドニング

フロアデッドニング

ラゲッチスペース
おすすめのドアデッドニング

ドアデッドニングの重要性
カーオーディオの音質改善に最初におすすめするのがドアデッドニングです。
ドアの内部はどのようになっているかご存知でしょうか?
内張りを剥がしてみると実は穴だらけで鉄板も薄くスカスカの状態です。これは整備のし易さや車の燃費向上のために軽量化されているためです。
穴だらけでスカスカの状態では音の跳ね返りも悪く、スピーカーの音質を最大限活かすことができませんので、デッドニング材を使用し隙間を埋めたり補強を行う必要がでてきます。
どんなに高級なスピーカーに交換しても、車内の環境が悪ければ宝の持ち腐れになってしまいます。

適したデッドニング材の選択を
ただ、闇雲にデッドニング材を貼り付ければ良いというものではありません。素材によって「制振」、「遮音」、「吸音」、「遮熱」と特性は異なります。適材適所という言葉あるように状況に合わせて最適なデッドニング材を貼り付ける必要があります。
はじめにスピーカーの性能を十分発揮させるため、共振してしまいそうなポイントに制振性能の高いデッドニング材でしっかりと補強していきます。 さらに吸音材を重ね貼りして、音漏れや車外からのロードノイズの侵入を軽減します。発生する音を除去してばかりではせっかくのスピーカーからの音楽も楽しむことができません。
スピーカーの背面には、音の制御・拡散・反射の効果をもつディフュージョンという製品がおすすめです。スピーカーの背面から発せられる背圧を的確に流し、スピーカー本来の音をスムーズに運び広がりを与えます。
目には見えないドア内部への施工ですので若干地味ではありますが、音質は劇的に改善しますのでおすすめのデッドニングです。
デッドニング施工でよく頂く質問
デッドニングをして燃費は悪くならないの?
音質改善が目的であれば、フロントドアのみの施工で十分です。共振を抑え吸音シートを重ね貼りし音漏れを軽減することができます。その際のフロントドアの重量増加は両ドアで5キロ程度で、ドアの締まりも良くなります。燃費に影響がある程の増加ではありません。
そして車内を快適で静かな環境にするためのフルデッドニングですが、こちらも50キロ程度の増加です。一見、かなりの重量増に見えますが、人ひとり分くらいの増加ですので燃費にはほぼ影響がありません。フルデッドニング施工はレーシングカーの様に1000分の1秒を争う方にはお勧めしません。
スピーカー交換とデッドニング、どっちを先にやるべき?
はじめはデッドニングをお勧めします。車を購入するときまず初めに「見た目、カッコよさ、使いやすさ」を基準に選択すると思います。次に何を気にされますでしょうか?やはり燃費ではないでしょうか。リッター何キロ走るか気になるところです。メーカーはこの燃費の数値を上げるためにたくさんの工夫をしています。素材の選択や、コストカット、軽量化など良いことだらけのように見えますが、これではとても良い音で聴く環境ではありません。まずは環境を整えるだけで共振やこもった感じを改善出来て引き締まった再生になります。そして次に音域を広げ、音質を改善するための好みのスピーカーへの交換をお勧めします。
デッドニングをした場合、売却時の査定に影響するの?
デッドニングとは基本的に内装を取り外した部分の施工となるため、施工後は見た目の変化はございません。そのため、査定がマイナスになることはございません。あえて言えばオプションパーツや社外品、カスタムパーツなどはプラス査定になる場合がございますが、デッドニング施工はマイナスにもならなければプラスにもなりません。投資した金額はそのままということになります。
事故で板金修理のときなどの場合はどうなるの?
板金屋さん泣かせなのは唯一のデメリットかもしれません。事故などで板金修理の際、 デッドニング材を剥がさなければ修理は出来ません。例えば自爆事故の場合で車両保険を使用しない場合はすべて自己負担となります。
逆に車両保険や相手方の対物保険を使用しての修理の場合、最近では保険での請求が原状回復ということでほぼ認められてます。 ※保険会社への確認は必要です。
デッドニング材の機能比較

車内環境の改善をするなら
先程も述べたようにデッドニング材には「制振」、「遮音」、「吸音」、「遮熱」と様々な機能を持ち合わせています。
長時間のドライブをする場合にはルーフデッドニングがオススメです。ルーフ部分は面積も大きく、雨音や熱の侵入、そして鉄板が大きいための共振など様々な阻害音が車内に侵入してきます。
ノイズを軽減すると長距離ドライブ時に受ける疲労度がまったく違うそうです。デッドニング施工とは本来、カーオーディオの音を良く聴くための手段でしたが、今では車内環境を快適にするための方法として様々な効果のある部材が開発され、様々なニーズに対応できる商品が増えてきております。

ロードノイズを軽減して快適なドライブを
遮熱性能の高いルーフデッドニングをすることで、天井からの赤外線の侵入をカットし、車内の気温上昇を抑えることが出来ます。サンルーフからは防げませんが、雨音なども軽減できます。
エンジンルームは制振性能と耐熱性の高いデッドニング材が適しています。一般的にエンジンは車の前に配置されていますのでボンネットへの施工となりますが、エンジンが車の後部に配置されている車種もありますので状況に合わせてデッドニングの施工をする必要があります。
デッドニングの効果
デッドニングをすることによって車内を快適な空間に仕上げることが可能となります。しかし、意味のないデッドニング施工では効果が半減してしまうこともありますので注意が必要です。IICでは数種類のデッドニング材をご用意しております。施工箇所に応じて最適なデッドニング施工をさせていただきます。
デッドニングで得られる効果

ルーフデッドニングに関しては、吸音効果と遮音効果の高い材料を使用していきます。雨の音もデッドニングを施工することで気にならなくなります。また、ルーフデッドニングは遮熱効果や断熱効果に優れた材料を張り付けていきますので、夏場の炎天下も快適に過ごせるようになる点もあります。
参考記事:デッドニングとは?効果やメリットをデッドニング専門店が徹底解説
ドアデッドニング
ドアに施工することで、スピーカー本来の効果を発揮させることが可能となります。スピーカー交換しなくても音が聞きやすくなるというのも魅力の一つです。IICでは10年以上のオーディオインストーラーが施工していきますので安心してお任せ頂けます。施工箇所もボンネットやルーフ等単品で施工することも可能となります。また、フルデッドニングのコースもご用意しておりますのでお気軽にご相談下さい。
自動車のデッドニングはスピーカーの音を良くするための作業として商品化されました。デッドニングを行うことでスピーカー本来の性能を発揮させることが可能です。制振処理を行うことで音の抜けを良くすることが可能となります。自動車のドアはサービスホールといわれる無数に大きい穴が開いているため、音の抜けが悪くなりスピーカー本来の性能を発揮することが出来ません。ドアのデッドニングをすることで音や良くなります。
しかし、最近では軽量化の影響でロードノイズが出やすくなっています。また、ディーゼルエンジンなどでエンジン音が気になる方も増えてきているのが現状です。デッドニングの効果とは単純にスピーカー本来の性能を発揮するだけではなく、ノイズの減少や断熱性能の向上といった効果も得られるのです。
デッドニング作業施工の様子
デッドニング料金表
ドアデッドニング料金表
項目 | ライトプラン | スペシャルプラン | ライトプラン | スペシャルプラン |
2枚ドアの場合 | 4枚ドアの場合 | |||
価格 | ¥66,000 | ¥88,000 | ¥121,000 | ¥154,000 |
※ライトプランには内装パネルの吸音材の張り付けは含まれません。 ※ライトプランは粘弾性のブチル素材を使用します。 ※スペシャルプランは粘弾性ブチル素材とアルミシートの2層構造を使用します。 |
※全て税込価格です。
フロアデッドニング
ルーフデッドニング
※全て税込価格です。