親水カーコーティングの特徴やメリット・デメリットをプロが解説

車のガラスコーティングを施工する上で親水コーティングを検討しているのではないでしょうか?親水コーティングは従来のコーティングと異なり、イオンデポジットやウォータースポットが圧倒的に付着しづらい商品となります。今回の記事では、親水コーティングのメリットや費用を徹底解説していきます。

また、カービューティーアイアイシーで取り扱うおすすめの親水コーティングやDIYで施工できる親水コーティングもご紹介して参りますので、コーティング選びの参考にして頂ければ幸いです。

今回の記事を読んで豊かなカーライフが実現できれば幸いです。
車のコーティングには主に3つの水弾きが存在します。①親水(親水)タイプ②撥水(撥水)タイプ③疎水(疎水)タイプ/滑水(かっすい)タイプです。下記図のように親水タイプのコーティングは水滴の接触角度が鈍角で、水滴が塗装面に馴染む性質があるため、雨が降った後に塗装面に水滴が残留しづらくなります。

ガラスコーティングの3つの水弾き

その為、水滴が乾くことによって付着するシミ汚れを軽減させることが出来る製品です。 まずは、簡単に各種水弾きの解説をしていきます。

【撥水性の特徴】

撥水性とは読んで字のごとく、水をはじく性質があるコーティングです。水がコロコロ弾くコーティングは洗車をしていて気持ちがいいという点と、洗車時に水玉に汚れが集まり落ちやすいというメリットも兼ね備えております。塗装面と水玉の接触角度によって、撥水や親水という分類がされているのです。この水玉の接触角度という値でコーティングの撥水か親水かを表すのです。撥水と区分されている接触角度は90度以上となり、強撥水と言われているコーティング剤は110度以上となります。どのコーティングを選ぶかは、お好みで選ぶことと、駐車環境や洗車の頻度によってコーティングを選ぶことが先決です。

【滑水性の特徴】

滑水性の水滴の接触角度は60度前後といわれております。撥水タイプのコーティングに比べシミが付着しづらくなった商品です。水を弾かせたいがシミを極力付けたくないという方におすすめのコーティングとなります。
関連記事:滑水コーティングとは?特徴やメリデメ,プロおすすめの商品を紹介

【親水性の特徴】

親水性コーティングは水をかけてもベターと水が塗装面になじみます。水滴の接触角度は40度以下とされております。親水タイプは撥水のようなコロコロにはじくコーティングとは異なり水玉になりづらいコーティングとなります。

2章 撥水・疎水・親水のメリット,デメリット

2章では、撥水、疎水、親水のメリット,デメリットを詳しく解説していきます。

撥水性のメリット

撥水タイプのコーティング

撥水タイプのコーティングのメリットは光沢に優れるという点です。また、水滴がコロコロと弾くため、コーティングを施工しているという実感が得られやすくなり、洗車時の汚れ落ちもよいのが撥水コーティングのメリットとなります。

撥水コーティングのメリット

①水玉がコロコロ弾くため気持ちがいい
②撥水コーティングは光沢に優れる
③洗車時の汚れ落ちが最もよい

上記、3項目が主なメリットとなります。続いては、デメリットを見てみましょう。

撥水性のデメリット

撥水タイプのデメリットは雨が降った後に塗装面に水滴が残留しやすくなります。また、水滴に直射日光が当たるとレンズの役割を果たして、塗装面にイオンデポジットやウォータースポットが付着させやすくなります。疎水性や親水性コーティングに比べるとシミが付着しやすいというのがデメリットとなります。

疎水性のメリット

疎水タイプのコーティング

疎水タイプのメリットは、撥水タイプよりも水滴の角度が鈍角になるため、塗装面に水滴が残留しづらくなります。また、水滴の角度が鈍角になることでレンズ効果の役割でイオンデポジットやウォータースポットの付着がしづらくなります。水を弾かせたいがシミを付着させたくないという車両におすすめのコーティングです。

疎水タイプのメリット

①撥水に比べイオンデポジットなどのシミが付着しづらい
②光沢に優れており輝きがよい
③水弾きが良いため気持ちが良く洗車時の汚れ落ちもよい

疎水性のデメリット

一方、デメリットは小雨時のような雨だと撥水のように水は弾くため塗装面に水滴が残留しやすくなります。その為、イオンデポジットなどのシミが発生しやすくなるのがデメリットと言えるでしょう。確実に水垢やイオンデポジットを防ぐとなると親水ガラスコーティングに勝るものはないのです。

関連記事:疎水系コーティングって意味ない?プロおすすめ商品を紹介

親水性のメリット

親水タイプのlコーティング

親水コーティングの最大のメリットは水滴が塗装面に残留しづらくなり、レンズ効果によるイオンデポジットとウォータースポットの付着を大幅に軽減させた商品となります。各種水弾きの中で最もシミが発生しづらいコーティングとなり青空駐車や濃色車のボディにおすすめの商品です。また、雨が降ると汚れが比較的流れ落ちてくれるため洗車の頻度を減らせるというメリットも備えています。

親水コーティングのメリット

①レンズ効果によるシミの発生を大幅に軽減
②セルフクリーニング効果による洗車頻度を減らせる

親水性のデメリット

一方、デメリットは親水タイプは水滴が弾かないためコーティングが掛かっている実感が得られづらくなります。また、洗車時や雨天の際に水滴が弾かないのでちょっと物足りないと感じる方も多いのがデメリットと言えます。
関連記事:車のガラスコーティング剤|親水と撥水の違いと特徴

3章 親水のガラスコーティングがおすすめの方

駐車環境、洗車頻度で選ぶ水弾き

上記、マップのように愛車の駐車環境と洗車頻度によって最適なコーティング(水弾き)は異なりますので上記、マップを参考にコーティングを選ぶましょう。また、親水コーティングは各種コーティングの中で最もイオンデポジットなどのシミが発生しづらいため、シミを出来るだけ防ぎたい!と考えているオーナー様、駐車環境や洗車の頻度の有無に限らず親水コーティングを選ぶようにしましょう。

4章 IICで出来る親水ガラスコーティング

この章では、カービューティーアイアイシーで施工できる親水タイプのガラスコーティングをご紹介します。

人気NO1 SCHILD シールド

SCHILD シールド商品バナー
SCHILD(シルト)シールドは、カービューティーアイアイシー(IIC)が開発した、親水性能に優れた最高級ガラスコーティングです。
親水被膜を形成することで、水滴のシミ(イオンデポジットやウォータースポット)の発生を大幅に軽減します。 さらに、優れたセルフクリーニング効果により、雨が降るたびに汚れが自然と流れ落ちます。
SCHILDシールドの詳細はコチラ

人気NO2 SCHILDガラスコーティング

SCHILD®親水ガラスコーティング
SCHILDガラスコーティングは自社開発のガラスコーティングとなります。3年耐久のコーティングシステムとなり、撥水と親水からお選び頂くことは可能となります。手軽にコーティングしたい方におすすめのコーティングとなります。

5章 IICで親水タイプのコーティングをする際の価格

5章では、親水タイプのコーティングを施工する際の価格をお伝えしていきます。

SCHILD シールド

コーティング基本セット フルコース(研磨作業込)
サイズ 基本セット 新車直納
特別価格
サイズ ミドルフィニッシュ ハードフィニッシュ
SS ¥140,200 ¥126,200 SS ¥196,300 ¥215,000
S ¥148,500 ¥133,600 S ¥207,900 ¥227,700
M ¥165,000 ¥148,500 M ¥231,000 ¥253,000
L ¥189,700 ¥170,700 L ¥265,600 ¥290,900
LL ¥206,200 ¥185,600 LL ¥288,700 ¥316,200
XL ¥222,700 ¥200,400 XL ¥311,800 ¥341,500

※2025年2月現在の価格表となります。

SCHILDガラスコーティングの施工価格

コーティング基本セット フルコース
サイズ 基本セット 新車直納 特別価格 サイズ ミドルフィニッシュ ハードフィニッシュ
SS ¥93,500 ¥84,100 SS ¥149,600 ¥168,300
S ¥99,000 ¥89,100 S ¥158,400 ¥178,200
M ¥110,000 ¥99,000 M ¥176,000 ¥198,000
L ¥126,500 ¥113,800 L ¥202,400 ¥227,700
LL ¥137,500 ¥123,700 LL ¥220,000 ¥247,500
XL ¥148,500 ¥133,600 XL ¥237,600 ¥267,300

※2025年2月現在の価格表となります。

6章 プロがおすすめする自分で出来る親水DIYコーティング

SCHILD®グラッテ

プロにコーティングをお願いすると10万程度の予算がかかってしまいます。出来るだけ安価にコーティングをしようと考えているなら、DIYコーティングも施工することが可能となります。今回ご紹介する親水タイプのDIYコーティングはSCHILD®ガラスコーティングです。シルトガラスコーティングはコーティングプロショップのIICが検証を重ね自分でも施工しやすく、持続性や耐久性が高い商品を開発しました。

SCHILD®ガラスコーティング親水タイプは耐シミ性能に優れたコーティングですので自分でコーティングをするならSCHILD®ガラスコーティングがおすすめです。

SCHILD®ガラスコーティング

まとめ

今回の記事では、親水タイプのガラスコーティングについてみてきました。親水タイプのコーティングは各種コーティングの中で最もシミが付着しづらい商品となります。そのため青空駐車や濃色車に最適なコーティングとなります。あまり洗車ができないというオーナー様は親水タイプのコーティングを選ぶようにしましょう。

しかし、水滴が塗装面に馴染むため水弾きがあまりよくありません。その為コーティングが効いてる実感が得られづらくなりますので、水弾きを好む方は疎水タイプや撥水タイプのコーティングを選ぶようにしましょう。

今回の記事を読んでコーティング選びの参考にして頂ければ幸いです。

参考になる記事:自分でガラスコーティングをやる際のポイント